発達障がいの可能性があり特別な支援が必要な小中学生は通常の学級に8.8%、
11人に1人程度在籍していると推計されることが文部科学省の調査で分かりました。
成績110番では、2009年度より、発達障がい及びグレーゾーンの生徒に向けて、学校の授業に合わせた学習支援を開始しました。
発達障がい児支援教育を通して、生徒一人ひとりに合わせた指導を行い、
「生徒自身が考える力」「周りとのつながりを意識したコミュニケーション能力」「基礎的な学力」を身につけて、
『社会に出て生きていく力』を育むことを目標として指導に取り組んで参りました。
発達障がいと診断されてご不安な方もいらっしゃると存じますが、
環境さえ整えれば、「症状が軽減し、学習効果が上がる」ことがわかっています。
弊社における10年以上の指導経験の中でも、実際に、「どうしても学習意欲が高まらない」という社会心理型タイプの生徒に、
適切な指導を行うことで、「とても意欲的になり、成績が見違えるように上がった」など、数多くの改善例が見られます。
発達障がい専門スタッフによる事前のカウンセリングを実施しておりますので、まずは何なりとご相談ください。
【支援チームで育てる学び】
発達障がいのあるお子さまの学習支援には、医療・福祉・学校・家庭など、複数の専門機関が関わります。
しかし、それぞれがバラバラでは、支援は本来の力を発揮できません。
成績110番は、塾や家庭教師といった学習支援の枠組みを超え、支援者同士をつなぐ「翻訳者」として、
お子さま一人ひとりに最適な学習環境を構築します。
【なぜ“連携”が必要なのか?】
・医療の診断が学校に伝わらず、配慮が実施されない
・福祉での相談内容が、塾や支援員に共有されない
・学習支援者が困難の原因を誤解し、逆効果の支援をしてしまう
こうした“支援の断絶”が、子どもの困難を強化してしまうことも。だからこそ、
情報と方向性を揃える「連携」が不可欠なのです。
【成績110番の役割】
私たちは、学習支援の専門家として、他機関との橋渡しを行います。
・医療機関の診断やWISC検査結果を、保護者・学校向けにわかりやすく翻訳
・学習の成果や課題を、福祉・カウンセラーにフィードバック
・家庭での様子を支援材料として共有し、環境調整に活用
支援者全体の理解と一貫性を底上げする“翻訳者”としての役割を担っています。
指導報告書や学習計画表を活用し、進捗を見える化。必要に応じて他機関との連携資料としても提供可能です。
【私たちが目指すもの】
発達障がい支援の質は、ひとりの専門性だけで決まるものではありません。
むしろ、支援に関わる人たちがどれだけ連携し、理解を共有できるかが大切です。
成績110番では、学習支援の専門性を活かしながら、
他機関との情報共有や支援設計を通じて、現場の声に寄り添った支援体制づくりを目指しています。
お子さまの「わかる」「できる」を支えるために、私たちはこれからも、支援チームの一員として丁寧に関わっていきます。
成績110番では、発達障がいに関する専門知識を深めるため、スタッフが定期的にセミナーや研修に参加しています。
「もっと良いサポートを届けたい」「お子さまの気持ちにもっと寄り添いたい」そんな思いを胸に、日々学びを重ねています。
現場での経験に加え、最新の情報や知見も積極的に取り入れながら、一人ひとりに最適なサポートを提供できるよう努めています。
2022年12月より、放課後等デイサービス「はぐみぃ小倉」を利用している子どもたちへの学習指導をお手伝いさせていただくことになりました。
成績110番の発達障がい専門スタッフにより指導・研修を受けた家庭教師が、放課後等デイサービス「はぐみぃ小倉」に直接お伺いし、
マンツーマンでの学習指導を実施中です。
NPO法人ハッピーママくらぶが発行する発達障がい情報誌「ハッピーママくらぶ通信」に当センターの記事が掲載されました。
掲載メディア:ハッピーママくらぶ通信